
お話を読んでキャラクターを作り出し、挿絵を描く作業は、ちいさな頃からやっていた大好きな遊びで、暇さえあれば新聞にはさんであった広告の裏に自由にキャラクターを動かしていたものでした。
それが仕事になったのですから、しあわせです。
とはいえ、ちいさな頃とちがい、作者の方は、どんなキャラクターを想像してお話を書いたのかを常に考えるようにしています。

それはわたしがお話の挿絵を描かせていただくときに、いちばん大切にしていることのひとつで、かならず最初にキャラクターデザインのラフを描いてみていただくことにしています。
自分もお話を書くようになって、絵があまりにも想定していたイメージとちがうと悲しいなと思うからです。
また、モデルとなった場所などあれば、可能な限り近づけるようにしたりします。